ヘヴィにいこう

 誰しも音楽をヘヴィ・ローテーションで聴きまくるということがあるのでは? 自分の場合、明らかに精神の揺れ幅が両の極に振り切っているタイミングは特定のアルバムをヘヴィ・ローテーションすることが多い。ざっと書き出してみたら、そんなに数も多くなかったので、どちらの極かはあえて記さずに、まとめてみたい。



The Beatniks / Exitentialism

EXITENTIALISM ?出口主義

EXITENTIALISM ?出口主義

 数年に一度くらいのペースでしかアルバムが出てこないユニットだけども、よく聴くのは圧倒的に1st。YMOのアルバム製作の合間にレコーディングされたという、圧倒的な密度とサウンドはなかなかにクセになる。A面の始まり方もすごいが、B面の流れもなかなかに渋い。

David Bowie

 ボウイではこの2枚。

Scary Monsters

スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様)

スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様)

 ファンの中で取り上げる人は少ないような気がするが、A面の暴力的なまでな勢いはクセになる。

Outside

Outside - Special Package

Outside - Special Package

 暴力的なパワー、アゲイン!

Kraftwerk / Radioakutivity

放射能

放射能

 「Computer World」A面の流れも捨てがたいが、アルバムを通してとなると、圧倒的にこちらのほうが回数が多い。はず。そして意外と手作り感あふれるリズムとサウンド。

Moonriders

 ムーンライダーズは、このあたりを繰り返す頻度が高い。

カメラ=万年筆 マニア・マニエラ

カメラ=万年筆スペシャル・エディション

カメラ=万年筆スペシャル・エディション

マニア・マニエラ

マニア・マニエラ

 パンクからニュー・ウェーヴとめまぐるしくシーンが変化し続けていた中での極北、2タイトル。アルバムとしては別タイトルになるが、広島でのライブ音源にある「彼女について知っている二、三の事柄」はとんでもない演奏。

青空百景

青空百景

青空百景

 そこからの反動でポップになった……一見ポップになったタイトル。名曲揃い。

Animal Index

ANIMAL INDEX / HQCD ムーンライダーズ

ANIMAL INDEX / HQCD ムーンライダーズ

 B面の流れが恐ろしいまでにまとまっている1枚。このアルバムでの鈴木慶一の存在はものすごく大きい。

Bizarre Music for You

Bizarre Music For You

Bizarre Music For You

 お祭り的雰囲気にあふれた1枚。「ムーンライダーズを聴きながら退職届を書きました」のヴォイスの存在感ときたら、もう。
 実はこの頃のNHKの番組「ソリトン」で特集された際のオーディエンスの中にいたりする。その流れで、岩井俊二『毛ぼうし』で日の丸振っていたりもする(いわゆるエキストラ)。
 ムーンライダーズの映像では実はもう一つほど……いや、これはまだ今は黙っておこう。
毛ぼうし [VHS]

毛ぼうし [VHS]


P-MODEL / Another Game

Another Game(オリジナル帯復刻仕様)

Another Game(オリジナル帯復刻仕様)

 いろいろと潜りすぎる1枚。

Peter Gabriel / Birdy

Birdy - Music From The Film by PETER GABRIEL (2010-09-28)

Birdy - Music From The Film by PETER GABRIEL (2010-09-28)

 サウンドは他のアルバムからの流用が多かったりするが、逆にそれが面白さを増している。


 さて以下は何枚か列挙。

Visage / Visage

Visage

Visage

坂本龍一 / B-2 UNIT

B-2 Unit

B-2 Unit

鈴木さえ子 / 毎日がクリスマスだったら

I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY(紙ジャケット仕様)

I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY(紙ジャケット仕様)

高橋幸宏 / ロマン神経症

ニウロマンティック ロマン神経症

ニウロマンティック ロマン神経症

チャクラ / さてこそ

さてこそ+5

さてこそ+5

 小川美潮の歌声の魅力を余すところなく満喫できる。レコーディング前にデモテープをかなり作り込んでいたというのを知ったのは衝撃的だった。

冨田勲 / バミューダ・トライアングル

バミューダ・トライアングル(紙ジャケット仕様)

バミューダ・トライアングル(紙ジャケット仕様)

 TOMITAサウンドでは圧倒的にこれ。素材として扱っているプロコフィエフの作品の色も凄いが、トータル・コンセプトでも群を抜いていて、「惑星」よりもよく聴いてしまう。

福岡ユタカ / reminiscence

reminiscence

reminiscence

 実はこれはベスト盤だが、よい選曲が並んでいる。

細野晴臣 横尾忠則 / コチン・ムーン

COCHIN MOON (コチンの月)

COCHIN MOON (コチンの月)

 YMO全夜というと、「はらいそ」(細野晴臣)、「千のナイフ」(坂本龍一)、「サラヴァ」(高橋幸宏)が取り上げられることが多いような気がするが、このタイトルを忘れてはならない。

フォーレ / レクイエム

フォーレ: レクイエム

フォーレ: レクイエム

 自分的には、レクイエムといえばフォーレ

ラヴェル / ダフニスとクロエ

 演奏は何種類か持っているが、よく聴くのはクリュイタンスとゲルギエフ

ラヴェル:ダフニスとクロエ

ラヴェル:ダフニスとクロエ



 ここまではけっこう古いタイトルも多いが、圧倒的に最近ではこれだ。

ワルキューレ

Walkure Attack!(通常盤)

Walkure Attack!(通常盤)

Walkure Trap! (通常盤)

Walkure Trap! (通常盤)

ワルキューレがとまらない

ワルキューレがとまらない

 アニソン・ユニットと侮ることなかれ。ライヴでのこのパフォーマンスに刮目せよ!

【ダイジェストPV】ワルキューレ/LIVE 2017“ワルキューレがとまらない”at 横浜アリーナ
 そのクオリティは、バックをつとめたバンマス西脇辰弥氏の言葉にもあふれている。
ja-jp.facebook.com

 さて音源としてはもちろん、美雲ソロ版いけボ収録の1stシングル、パート割の異なる破滅の純情収録の2ndシングルも忘れてはならない。

一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら

一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら

絶対零度θノヴァティック

絶対零度θノヴァティック


 さあ、次に何度も何度も繰り返し聞くことになるタイトルはなんだろうか。