正月気分
三が日はまあゆったりと過ごし、そろそろ働くためのコンディションに復帰させていきたいところ。
さて、はてなブログ、今週のお題は「2017年にやりたいこと」だそうで。思うことはあれやこれやとあれど、ここでは多少なりとも実現の可能性が高めなことを書いておくことにしよう。
そう、今年にやりたいこと、それは本を読む頻度をもう少し上げたい。
なにぶんにも、買っては積み上げているだけのものが増えていく一方なので、いい加減になんとかしたい。単純な解決策としては、買わなければ良い、なのだがそうもいかない。このご時世、初版で入手しておかないと次に手に入るかどうかが確実でないので、気になる著作は見かけたときに確実に入手する必要がある。
電子版にしろという声もあるかもしれないが、あれはどうもね、肌に合わないというか慣れないというか。ページはリアルにめくりたいし、ぱらぱらぱらぱらと流してみたいし。
さてそうなると次善の策は、読む頻度を上げること。これに尽きる。昔はそれなりのペースで読めていたから、今またできないはずはない。そう思いたいものだが。
Walkmanの整理をしたほうが良さげな正月
手持ちのウォークマンの一つがとうとうバッテリがへたってしまった。充電してもろくに電圧が持続できない。となると、もはや持ち歩いて使うことはできないので、後は充電と出力のためのケーブルをつないでアクティブスピーカーで鳴らすという余生を過ごしてもらうことになりそうだ。動く間は。
ウォークマンといえば、最初はメディアはカセットテープだった。でも自分が本格的に使い始めたのは著作権保護に対応したメモリースティックに転送して、それを挿入して使うタイプのもの。
メモリスティックは最大で128MBしか容量がなかったので、何本も用意してそれぞれに異なった楽曲を転送して差し替えて使った。それでもバッテリが10時間程度しか持たないので、長旅だと充電する手段をなんとかしなければ、昼間ちょっと歩いている間にもう終わり、なんてこともたびたびだった。
続いて手を出したのは、香水瓶タイプ。
最初のものは最大で容量が1GBだった。それでも転送できる楽曲の数は増えた。ちょっとスタイリッシュな見た目も良かった。
この系統では、2GBのもの(通販限定色)や、
少しデザインが変更されたものも使った。これでたしか4GBくらいに増えたはずだ。
その先は10字コントロールキーとカラー液晶を装備したフラットなタイプに。これで16GBくらいになったはず。これは一足先に起動すらしなくなって完全に引退した。
そして今回、余生を過ごすことになったのがこちら。
これで容量は16GB。
続いて導入したのはこちら。
これで64GBまで使えるようになり、ひとまずCDから転送してある分(けっして全部ではない)が丸ごと持ち歩けるようになった。
ただこれはボリューム調整キーが、+と-の両方向で感度が悪くなってしまい、最近ではバッテリの調子も今ひとつなので、近いうちに余生を過ごすことになりそうだ。
そして現行のエースがこちら。
容量は64GBのままだが、microSDカードにも対応したり、一応ハイレゾのソースが再生できたり、フォルダにデータ・ファイルをコピーすれば認識してくれたり、BlueToothに対応していたり、けっこうあれこれ重宝になってきてる。
で、エース機として使っていれば、それでもそのうちに疲弊はするだろうから、そのうちにこの後継も考えなくてはならない。
自分としてはポータブルなデバイスはハイレゾに完全に対応していなくてもそんなに気にしないので、そこまで高級方面を使わなくても良い。そしてはたと気づいてしまった。今後のマシンもmicroSDカードへの対応はたぶんしてくれるだろうから、今のうちにmicroSDカードでの運用に切り替えておけば良いのではないか、とも。
そうそう、自分の場合、sonicstageでCDから取り込み始めた頃から、ファイルのフォーマットをATRAC3にしているので、iTunes系に乗り換える方針は皆無だ。だから、SONYには高級路線だけではなく、ラインナップをそろえ続けていってもらいたいと切に願っている。
余談ながら、VAIO Pocketに手を出したこともあった。
でもこれもバッテリがあまりいい感じではなかったなぁ……。
2016年、劇場に足を運んだ映画まとめ
2016年も残すところあと1日。大晦日はもう劇場には行かないだろうから、今年観た映画をまとめておこうかとおおもう。
いや、まとめというか、羅列になるかと思う。今年はリソースの振り分けを映画よりも他のものに多くしたこともあって、去年よりも本数が確実に減った。そんなこともあって、ランキングなんてこともちょっと違うなという気もあるので、ここに本当に羅列するにとどめることにしておきたい。
- オデッセイ
- オデッセイ
- マジカル・ガール
- シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
- ヒーローマニア
- X-MEN アポカリプス
- Planetation 星の人
- スーサイド・スクワット
- ローグ・ワン
これは以前からだが、洋画は基本的に2Dの字幕版を選択している。やはり役者の生の声を聴きたいから。
追伸
あ、装神少女まといの1話・2話先行上映会も、スクリーンで観たという点ではリストに入れても良いのかな?
立ち向かう物語
タイトルは書かないが、最近は喪失からの回復を描いている物語をコミックスでまとめ読みしていてけっこう心揺さぶられたりしているのだが、それとは別の物語を紹介したい。
Jumping[ジャンピング] 1 (マーガレットコミックス)
- 作者: 筒井旭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: コミック
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Jumping[ジャンピング] 2 (マーガレットコミックス)
- 作者: 筒井旭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/08/25
- メディア: コミック
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筒井旭「Jumping」は月刊「Cocohana」連載中。現時点では2巻までコミックスが発売されている。
主人公は手書きの文字が汚いことでいじめられた経験を持つ大泉蘭。大学受験に失敗して引きこもりの生活を続けていたが、高校時代に唯一の親友だった越後屋小百合に誘われて訪れた青森の大学で、曰く付きの過去を持つ競走馬「津軽」と出会う。
この津軽はある事件をきっかけに人を乗せることを拒否するようになってしまった、馬術部の問題児的な存在なのだが、蘭に対してだけは他の人とは違う態度を見せる。蘭も津軽に対しては気持ちが通じているような感覚を持ったりする。
ともかくも、蘭と津軽の姿がとても印象的だ。ともに居場所がないもの同士だが、蘭たちの姿にはこの先になにかが変わりそうな予感がいつもあった。
物語は進み、蘭は大学の馬術部の面々との交流が深まり、2度目の受験もなんやかんやの末に突破し、新入生との間でも新しい関係が築けそうな気配が見えてきている。
蘭はすでに変わってきているし、さらに変わる予感が物語には満ちている。
最新話は明日28日発売の誌面に掲載されるだろうが、今、読める連載の最後の数ページには打ち震えるしかない。この先が楽しみな物語のひとつだ。