2012-05-03

*[etc]不振と言われる大河ドラマ「平清盛」

視聴率が芳しくないとメディアが伝えている「平清盛」。自分はけっこう楽しんでいる。いや、もっとはっきりと言ってしまおう。「江」は薄っぺらさについて行けなくて、織田信長の死後は見るのをやめてしまったが、清盛はしっかりと追い続けている。

画面が暗いとか、汚いとか、コーンスターチが悪いとか言う御仁もいるようだが、そんなのは「龍馬伝」でもやっていたこと。プログレッシブ・カメラを用いての魅力が分からないとはかわいそうなものだと、自分はそういった声は切り捨てる。

むしろ気になるのは、ストーリーの展開の方。エピソードと時間が飛躍することがあるので、意識をある程度集中して観ていないとついていけなくなって脱落する人はいるだろうなとは思う。
そして物語に絡んでくる家系がメインの平氏のみならず、源氏、天皇家、藤原摂関家とあり、それぞれに婚姻関係などは複雑になっており、ふと登場した人物が誰なのかが分かりづらくなっているのも、視聴者に集中と知識を求めることに繋がって、とっつきにくく感じさせてしまっている面もあるのかもしれない。

でも、自分は楽しんで見つづけている。たしかに wikipedia保元の乱のページをざっと斜めに目を通したりとかはしているけども、そういうプラスαの行動が必要な番組というものがあっても良いのではないかという気はしている。
世の中、なんでもお気楽お手軽ばかり、てのは、ねえ。

2012-05-01

*[etc]構図の感覚

自分の撮影しているものの構図、たいていそれは直感的に決めている。9分割云々という手法の初歩的なものも読んだりはしてみたが、けっきょくは直感的にさっと構えて撮影している。
それでもここしばらくは30mm単焦点レンズ(35mm換算で45mm)で、ズームに頼らずに構図をとる訓練を続けている。ぼけっと歩いていても、ある程度はどんなフレーミングになるかは朧気にでも想像できるようにしたいからだ。

そして最低限忌避しているのは、水平、ないしは垂直のとれていないものだ。
画面の中の、最低限水平や垂直になってないと気持ち悪いと感じられるものは確実に角度をとるようにしている。逆にいうと、それがとれていないものは気持ち悪い。これは他の人の構図でも同様だ。
というか、意図して水平・垂直をとらないのなら、もっと大胆にやってもらいたいものである。中途半端なのはものすごく気持ち悪い。

なので自分ではなるべく気をつけるようにしている。それでも失敗するときはある。まあ、そんな際にはあれだ、Photoshop様々だ。

2012-03-11

*[novel]習作・断片 2012.Mar.

 また文房具を見に来ている。うちからは駅の反対側、そんなに大きくはないけど町まで出かけるのは面倒。だからよく使っている。品ぞろえもわたしからすれば悪くない。ほしいものは何とかそろう。
 今日も買うものは決まっている。B5サイズのリングノート。表紙が厚いのがポイント。これは大切。今日はそれともう一つ。店の中をぶらぶらとしていて見つけた練り消しゴムの新製品。試してみたかったのでノートといっしょにレジに持っていく。
 ノートはわたしの生活の中で大事なもの。いつでも持って歩いている。寝るときと、バスタイム以外はだいたいいつも。店を出てすぐ、買ったばかりの袋に入ったリングノートと練り消しゴムは肩にさげたバッグにしまい、かわりに今使っている最中のノートを取り出す。それとお気に入りのシャープペンシルも。
 今使ってるノートの残りはあと10枚くらい。でもきっとそれも今日には使い切ってしまうはず。ほら、さっそくだ。わたしは足を止め、他の人の邪魔にならないことを確かめるとノートを開き、新しいページにシャープペンシルを走らせる。
 交差点の角にあるコーヒーショップ。入り口の脇の立て看板と並んで置いてある空っぽの樽。上には手書きの営業中の文字だけの札と、日差しを浴びながら丸くなっている野良猫。店の中からは買い物帰りの主婦が三毛猫の背中をじっと見守っている。
 そんな光景をさっとスケッチする。今日はたぶん5分くらい。細かいところが気になったらあとでまた手を入れる。今は目にしたものを、印象に残ったものを形にしておけば大丈夫。その場であまり時間をかけすぎると次の何かのチャンスをふいにしてしまうかもしれない。あくまでもさっと残しておく。そうしている。
 こういう使い方をするから、ふつうの綴じのノートよりもリングになってるほうがわたしには便利。罫線があってもあまり気にしない。もともと薄い色だし。いちどいちばん小さいスケッチブックを使ってみたこともあるけれど、あれは表紙が柔らかくて持つのが大変だった。わたしの持ち方が下手なだけかもしれないけど。

 わたしは世の中を、たぶん他の人とは違って、一歩退いたところから眺めている。
 観察する。わたしは冷静に観察する。そしてスケッチに残す。それだけしかわたしはしない。残すことでしか世界には関係しない。かっこつけてるだけかもしれない。でもわたしはそれだけしかしない。

2012-02-09

*[music]この下世話さがスゴい(褒め言葉)

MUSIC MAGAZINE 2012年2月号の記事を見たときから気になっていた新譜。

ROLLY 「グラマラス・ローリー ~グラム歌謡を唄う」
asin:B006DBKCB2

当初はレンタルで聴いてみようかと目論んでいたのだが、意外と取り扱っていなさそうな気配だったので意を決して購入に至ったタイトルだ。
そんなやや後ろ向きなきっかけではあるものの、聴いてみたならこれがまたすごい。

とんでもないまでのパワープレイ。それも下世話なほどの。いや、これ、褒め言葉なので。
でもね、なんというかな、そう、エンターテイメントなステージを見ているようなイメージがあるサウンド。もう冒頭から赤と青のスポットライトが駆け巡って、ミラーボールがぐるんぐるん回ってるような感じ。でもそれが心地よい、という。

おそらくこの過剰感はダメな人には受け入れられないだろうとは思う。しかしハマることができれば心地よい。くどいようだが心地よい。
そしてところどころで顔を出すシンセの音色がこれまた目立たず騒がず、でも存在感はある良い音を作ってる。どちらかというとアナログ的な音色だけど、これもまた心地よい。

先のインタビューによれば、ROLLYの音楽的原点にはフィンガー5などの歌謡曲があり、初めて買ったシングルは山本リンダの「きりきり舞い」なのだそうだ。そして近田春夫とハルヲフォンがカヴァーした「きりきり舞い」に出会い、それが収録されたアルバム「電撃的東京」に衝撃を受けたらしい。うむうむ。さもありなん。それもまたとんでもない歌謡曲カヴァーがぎっしりと詰まったアルバムだから。

でも今回のROLLYのアルバムは、もっとなんだろう、突っ走るだけではなくて「さあ楽しんでいけよ」みたいなアピールも感じられるものに仕上がってる。
だから、楽しまないと、損だね。これは。




P.S.

asin:B0001E3E4Y

「電撃的東京」はとにかく凄まじいまでの仕上がりのアルバム。
1970年代後半、ニューウェーブに移行しかかかってる時期の、でもこの仕上がりはやはりスゴいとしか言いようがない。

2012-02-07

*[gadget]手回し充電ラジオ

東京直下型地震の確率がどうのとかという話を聞くと、備えの一つとして情報源のためのラジオというのは見逃せなくなる。そしてもう一つ大切なのが電源。肝腎なときにバッテリが消耗していて使えないとかいうことではお話にならない。

ということで、手回し充電ラジオ、LEDライト付き、携帯電話・スマートフォン充電対応というものを購入した。メーカーはSONY。

この手の製品は検索するといろいろと出てくるが、防災のため、いや、実際に使用しなくてはならないときに、確実に使えることが大切となると、それなりの保証も無ければ安心はできない。ソニータイマー? SONY信者ならその程度は織り込み済み。

一つ前のモデルにも同じようなものがあって、売値で1000円ほど安くなっていたが、それでも最新のモデルを選択。なんといっても、スマートフォンへの充電に使える、miniUSBのコネクタ・タイプが附属していること。それと流通・店頭での放置時間による内蔵充電池へのダメージの低さも期待。

実際に手回し充電してみると、想像していたよりも負荷があるが、これも非常時に役立つだろうという期待の前には些細なこと。
願わくば、使わなくてはならない事態には陥らないことを祈りたいところではあるが。

2012-02-07

*[gadget]今はやめておく:SONYのBA

SONYのバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載の密閉型インナーイヤーレシーバーのシリーズ、製品発表時から気にはしていたが、けっきょく今は購入は止めておこうと決意した。
日曜日に実機で試聴できる機会があり、それで使ってみての結論だ。

自分の使い方としては、Walkmanへの接続がメイン、というかほぼそれのみとなるわけだが、そう考えたときに、ドライバ数が増えるとアンプの体力が心配になるし (音は確かに自然ではあるが)、シングル・ドライバだとコスト・パフォーマンス的にも悪くは無いのだが、walkman側に搭載しているノイズ・キャンセラー機能が使えなくなる、この2点を考慮すると導入は見送るということになった。
レシーバー側にNCを搭載したモデルもラインナップにあるが、連続使用20時間とか、本体ともども充電しなければならないとか、デメリットの方が目についてしまう。そういう意味では今は買い時ではないということなのだろう。

もしも今後、walkman本体とのセット商品が出てきた場合、その時は多いに悩むことになるだろう。たぶん。