Walkmanの整理をしたほうが良さげな正月

 手持ちのウォークマンの一つがとうとうバッテリがへたってしまった。充電してもろくに電圧が持続できない。となると、もはや持ち歩いて使うことはできないので、後は充電と出力のためのケーブルをつないでアクティブスピーカーで鳴らすという余生を過ごしてもらうことになりそうだ。動く間は。


 ウォークマンといえば、最初はメディアはカセットテープだった。でも自分が本格的に使い始めたのは著作権保護に対応したメモリースティックに転送して、それを挿入して使うタイプのもの。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010919/sony1_04.jpg
 メモリスティックは最大で128MBしか容量がなかったので、何本も用意してそれぞれに異なった楽曲を転送して差し替えて使った。それでもバッテリが10時間程度しか持たないので、長旅だと充電する手段をなんとかしなければ、昼間ちょっと歩いている間にもう終わり、なんてこともたびたびだった。

 続いて手を出したのは、香水瓶タイプ。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050308/sony1_05.jpg
 最初のものは最大で容量が1GBだった。それでも転送できる楽曲の数は増えた。ちょっとスタイリッシュな見た目も良かった。

 この系統では、2GBのもの(通販限定色)や、
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050908/sony3_08.jpg
 少しデザインが変更されたものも使った。これでたしか4GBくらいに増えたはずだ。

 その先は10字コントロールキーとカラー液晶を装備したフラットなタイプに。これで16GBくらいになったはず。これは一足先に起動すらしなくなって完全に引退した。

 そして今回、余生を過ごすことになったのがこちら。
http://www.sony.jp/products/picture/NW-S730F_R.jpg
 これで容量は16GB。

 続いて導入したのはこちら。
http://www.sony.jp/products/picture/NW-A840_B.jpg
 これで64GBまで使えるようになり、ひとまずCDから転送してある分(けっして全部ではない)が丸ごと持ち歩けるようになった。
 ただこれはボリューム調整キーが、+と-の両方向で感度が悪くなってしまい、最近ではバッテリの調子も今ひとつなので、近いうちに余生を過ごすことになりそうだ。

 そして現行のエースがこちら。
http://www.sony.jp/products/picture/NW-A10_B.jpg
 容量は64GBのままだが、microSDカードにも対応したり、一応ハイレゾのソースが再生できたり、フォルダにデータ・ファイルをコピーすれば認識してくれたり、BlueToothに対応していたり、けっこうあれこれ重宝になってきてる。

 で、エース機として使っていれば、それでもそのうちに疲弊はするだろうから、そのうちにこの後継も考えなくてはならない。
 自分としてはポータブルなデバイスはハイレゾに完全に対応していなくてもそんなに気にしないので、そこまで高級方面を使わなくても良い。そしてはたと気づいてしまった。今後のマシンもmicroSDカードへの対応はたぶんしてくれるだろうから、今のうちにmicroSDカードでの運用に切り替えておけば良いのではないか、とも。

 そうそう、自分の場合、sonicstageでCDから取り込み始めた頃から、ファイルのフォーマットをATRAC3にしているので、iTunes系に乗り換える方針は皆無だ。だから、SONYには高級路線だけではなく、ラインナップをそろえ続けていってもらいたいと切に願っている。




 余談ながら、VAIO Pocketに手を出したこともあった。
http://image.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/21/ts_pocket01.jpg
 でもこれもバッテリがあまりいい感じではなかったなぁ……。