さしすせそ
調味料!
今週のお題が「調味料」ということで、真っ先に思い浮かんだのが「さしすせそ」。
そう、調理の際に良く言われるあれ、この順番で使いなさいな、というあれ。
炊事作業をしているなら、この5つはまずあるだろう調味料の基本パーツだけど、まあそれ以外のところで思い浮かんだことをいくつか書き並べてみたい。
味醂
盛んに自炊していたころ、味醂は使ったことが無かった。
いわゆる、みりん風味調味料ならあったけれども、本味醂は使わなかった。というか、当時利用していたスーパーマーケットが酒の販売免許を持っていないので、本味醂を扱っていなかったことも大きな理由なのだが。
味醂、料理に照りを出すだけではなく、魚や肉の臭みを目立たなくし、旨みを含んだ甘みをもたらす夢の調味料。そして落語の中で登場するときは、アルコール目的の飲み物として。
なんというこの魅惑の存在、味醂。
酒粕
酒といえば日本酒。それ自体も料理の中で使われるものだけども、清酒になる段階でできる酒粕もまた便利なもの。
酒粕で料理といえばまず思い浮かぶのが粕汁。熱々の粕汁はこの時期にもぴったり。
あとは砂糖を混ぜてお湯で溶いて、簡易甘酒。自分は甘酒は糀で作ったもののほうが好みだけど、学生時代は酒粕からのも作って飲んでいた。簡単だしね。
そしてスーパーマーケットで売っている板粕に日本酒を足して戻して柔らかくしたところには、鮭とかの魚の切り身や、生タラコを漬け込むと美味。たらこはそのまま生でも美味。焼いても美味。ご飯がすすむ!
七味唐辛子
最後は七味。
日本には三大七味唐辛子(浅草・長野・京都)というのがあるらしいけれども、自分の好みはこれ。
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辛さと香りのバランスが自分には合っている。店頭などでは配合を変えての注文でもできるらしいが、標準のものでも十分にいい具合になっている。
牛丼チェーン店でも薬味としての七味が置いてあるけれども、あれってあまり香りも絡みも劇的に増える感じがしない。それよりもやはり、きりっと引き立つ七味唐辛子。熱い蕎麦に振り、鍋物にも振り、なにかと重宝する。