*[music]MOONRIDERS、35年
活動休止
昨年の暮れ、MOONRIDERSが無期限の活動休止期間に入った。
以前に、メンバーの誰かが亡くなるまでは続けると言っていたことがあるだけに、今後、当面の間は6人がそろうところを見ることはないかと思うと寂しくなる。
とはいえ、そう決断したのは当人たちのことだし、相応の理由があってのことだろうし、享受する立場のものとしては残念だというくらいしかできない。
ライヴ
幸いなことに、12月17日の中野サンプラザだけではなく、30日のタワーレコード新宿店屋上でのイベントにも参加することができた。
自分はファンクラブには入っていないので、これが実質、6人の姿を見る当面の最後の機会だった。
公称350人の集った狭い屋上は、時々冷たい風が吹くものの、まさしく「正月みたいな空」が青く広がり、60分間の演奏は、予想していなかった曲もあったりで、とても印象深いひとときになった。
途中、鈴木博文氏が、ステージ上手側の上空を見あげていて何ごとかと思ったのだけども、終わってみて南の空を見るとそこには天頂近くに月がポッカリとまっ白な肌を見せて存在していた。
そう、多くの人がコンデジで、ケータイで、スマートフォンで、そんな光景を撮影していた。
タワーレコードはこのイベントにかなり力を入れていたようで、J-POPのフロアでは過去のアルバムが、DVDのフロアでは初音ミクの歌うMOONRIDERSの曲が、店内BGMとして流れていた。
エレベーターで上っていくときには「夏の日のオーガズム」、フロアでふらふらしていたときには「スイマー」。なんとも粋な計らいだ。
自分なりのプレイリスト
だいたいのアルバムやシングルは x-アプリで取り込んで Walkman に転送しているが、その中から自分で気に入ったものを適宜ピックアップしていったら、6時間を超えるものとなってしまった。
今の時点ではこんな感じに並んでいる。
センチメンタル通り(はちみつぱい)
- 塀の上で
- 月夜のドライヴ
火の玉ボーイ
- スカンピン
- 火の玉ボーイ
MOONRIDERS
- マスカット ココナッツ バナナ メロン
Istanbul Mambo
- さよならは夜明けの夢に
- ウスクダラ
- イスタンブール・マンボ
Nouvells Vague
- スイマー
- ドッグ・ソング
- いとこ同士
Modern Music
- Modern Lovers
- Back Seat
- 鬼火
カメラ=万年筆
- 彼女について知っている二、三の事柄
- 24時間の情事
- インテリア
(single)
- Elephant
Mania Maniera
- Kのトランク
- 花咲く乙女よ穴を掘れ
- 工場と微笑
青空百景
- 僕はスーパーフライ
- 青空のマリー
- 霧の10㎡
- 二十世紀鋼鉄の男
- 物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、目をつぶれ
- くれない埠頭
Amateur Academy
- Y.B.J. (Young Blood Jack)
- G.o.a.P. (急いでピクニックへ行こう)
- NO OH
- BLDG (ジャックはビルを見つめて)
Animal Index
- 悲しいしらせ
- 犬にインタビュー
- 夢が見れる機械が欲しい
- Frou Frou
- 駅は今、朝の中
- 歩いて、車で、スプートニクで
Don't Trust Over 30
- 9月の海はクラゲの海
- だるい人
- マニアの受難
最後の晩餐
- Who's gonna die first?
- 涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない
- Come sta, Tokyo?
- はい!はい!はい!はい!
A.O.R.
- さよならを手に
- 現代の晩年
- 無職の男のホットドッグ
- 月の爪
MOONRIDERSの夜
- HAPPY/BLUE '95
- Instant Shangri-La
- Dammn! MOONRIDERS
月面讃歌
- 幸せの場所
- 彼女はプレイガール
- 僕は幸せだった
Bizalle Music for You
- Beatitude
- 愛はただ乱調にある
- 君に青空をあげよう
- ニットキャップマン
- スプーン一杯のクリスマス
- みんなはライヴァル
DIRE MORONS TRIBUTE
- BAWM BAWM PHENOMENON
- 天罰の雨
- Curve
- che なんだかなあ
P.W. Babies Paperback
- スペースエイジのバラッド
- ヤッホーヤッホーナンマイダ
MOON OVER the ROSEBUD
- Whetherman
- Dance Away
- 馬の背に乗れ
- 11月の晴れた午後には
Here we go'round the disc
- You & Us
- 三日月の翼
- Come Up
Tokyo7
- タブラ・ラサ ~ when rock was young
- I hate you and I love you
- 笑門来福?
- Rainbow Zombie Blues
- ケンタウルスの海
- むすんでひらいて手を打とう
- 夕暮れのUFO、明け方のJET、真昼のバタフライ
Ciao!
- who's gonna be reborn first?
- 無垢なままで
- Mt., Kx
- Pain Rain
- 弱気な不良 Part-2
- 蒸気でできたプレイグランド劇場で ~ The Vapor Theatre "Playground" ~
惜しむらくは、70年代のアルバムが、古い時期のCDなので、マスタリングの音圧レベルが低めなところ。
これはやはり、折を見てリマスタリングされてる盤を買い直さないとならないのだろうか。
まあ、コアなファンを目指すのなら、そうすべきなのかもしれないが。