Walkmanの整理をしたほうが良さげな正月
手持ちのウォークマンの一つがとうとうバッテリがへたってしまった。充電してもろくに電圧が持続できない。となると、もはや持ち歩いて使うことはできないので、後は充電と出力のためのケーブルをつないでアクティブスピーカーで鳴らすという余生を過ごしてもらうことになりそうだ。動く間は。
ウォークマンといえば、最初はメディアはカセットテープだった。でも自分が本格的に使い始めたのは著作権保護に対応したメモリースティックに転送して、それを挿入して使うタイプのもの。
メモリスティックは最大で128MBしか容量がなかったので、何本も用意してそれぞれに異なった楽曲を転送して差し替えて使った。それでもバッテリが10時間程度しか持たないので、長旅だと充電する手段をなんとかしなければ、昼間ちょっと歩いている間にもう終わり、なんてこともたびたびだった。
続いて手を出したのは、香水瓶タイプ。
最初のものは最大で容量が1GBだった。それでも転送できる楽曲の数は増えた。ちょっとスタイリッシュな見た目も良かった。
この系統では、2GBのもの(通販限定色)や、
少しデザインが変更されたものも使った。これでたしか4GBくらいに増えたはずだ。
その先は10字コントロールキーとカラー液晶を装備したフラットなタイプに。これで16GBくらいになったはず。これは一足先に起動すらしなくなって完全に引退した。
そして今回、余生を過ごすことになったのがこちら。
これで容量は16GB。
続いて導入したのはこちら。
これで64GBまで使えるようになり、ひとまずCDから転送してある分(けっして全部ではない)が丸ごと持ち歩けるようになった。
ただこれはボリューム調整キーが、+と-の両方向で感度が悪くなってしまい、最近ではバッテリの調子も今ひとつなので、近いうちに余生を過ごすことになりそうだ。
そして現行のエースがこちら。
容量は64GBのままだが、microSDカードにも対応したり、一応ハイレゾのソースが再生できたり、フォルダにデータ・ファイルをコピーすれば認識してくれたり、BlueToothに対応していたり、けっこうあれこれ重宝になってきてる。
で、エース機として使っていれば、それでもそのうちに疲弊はするだろうから、そのうちにこの後継も考えなくてはならない。
自分としてはポータブルなデバイスはハイレゾに完全に対応していなくてもそんなに気にしないので、そこまで高級方面を使わなくても良い。そしてはたと気づいてしまった。今後のマシンもmicroSDカードへの対応はたぶんしてくれるだろうから、今のうちにmicroSDカードでの運用に切り替えておけば良いのではないか、とも。
そうそう、自分の場合、sonicstageでCDから取り込み始めた頃から、ファイルのフォーマットをATRAC3にしているので、iTunes系に乗り換える方針は皆無だ。だから、SONYには高級路線だけではなく、ラインナップをそろえ続けていってもらいたいと切に願っている。
余談ながら、VAIO Pocketに手を出したこともあった。
でもこれもバッテリがあまりいい感じではなかったなぁ……。
2016年、劇場に足を運んだ映画まとめ
2016年も残すところあと1日。大晦日はもう劇場には行かないだろうから、今年観た映画をまとめておこうかとおおもう。
いや、まとめというか、羅列になるかと思う。今年はリソースの振り分けを映画よりも他のものに多くしたこともあって、去年よりも本数が確実に減った。そんなこともあって、ランキングなんてこともちょっと違うなという気もあるので、ここに本当に羅列するにとどめることにしておきたい。
- オデッセイ
- オデッセイ
- マジカル・ガール
- シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
- ヒーローマニア
- X-MEN アポカリプス
- Planetation 星の人
- スーサイド・スクワット
- ローグ・ワン
これは以前からだが、洋画は基本的に2Dの字幕版を選択している。やはり役者の生の声を聴きたいから。
追伸
あ、装神少女まといの1話・2話先行上映会も、スクリーンで観たという点ではリストに入れても良いのかな?
立ち向かう物語
タイトルは書かないが、最近は喪失からの回復を描いている物語をコミックスでまとめ読みしていてけっこう心揺さぶられたりしているのだが、それとは別の物語を紹介したい。
Jumping[ジャンピング] 1 (マーガレットコミックス)
- 作者: 筒井旭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: コミック
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Jumping[ジャンピング] 2 (マーガレットコミックス)
- 作者: 筒井旭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/08/25
- メディア: コミック
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筒井旭「Jumping」は月刊「Cocohana」連載中。現時点では2巻までコミックスが発売されている。
主人公は手書きの文字が汚いことでいじめられた経験を持つ大泉蘭。大学受験に失敗して引きこもりの生活を続けていたが、高校時代に唯一の親友だった越後屋小百合に誘われて訪れた青森の大学で、曰く付きの過去を持つ競走馬「津軽」と出会う。
この津軽はある事件をきっかけに人を乗せることを拒否するようになってしまった、馬術部の問題児的な存在なのだが、蘭に対してだけは他の人とは違う態度を見せる。蘭も津軽に対しては気持ちが通じているような感覚を持ったりする。
ともかくも、蘭と津軽の姿がとても印象的だ。ともに居場所がないもの同士だが、蘭たちの姿にはこの先になにかが変わりそうな予感がいつもあった。
物語は進み、蘭は大学の馬術部の面々との交流が深まり、2度目の受験もなんやかんやの末に突破し、新入生との間でも新しい関係が築けそうな気配が見えてきている。
蘭はすでに変わってきているし、さらに変わる予感が物語には満ちている。
最新話は明日28日発売の誌面に掲載されるだろうが、今、読める連載の最後の数ページには打ち震えるしかない。この先が楽しみな物語のひとつだ。
勉強で思い出したこと
自分では自分のことをけっして「勉強ができない」とは思っていなかった。殊更に高校時代は「できない」のではなく「しなかった」。
いや、勉強せずとも授業について行くことができた、などと主張したいわけでは無い。逆に受験テクニックを前面に出したり、丸暗記を前提にした授業には嫌気がさして、特に高校生の間は勉強をしなかった日々を過ごしていた。
それでもすべての教科に対してそうだったわけではない。生物は興味を持って取り組むことができた。ATPあたりの構造は暗記していないけどね。選択科目の芸術はそれなりにやっていた。ただ、科目担任が個性が強すぎる教師だったので、それなりに覚めてみてはいた。
繰り返すけども、勉強は嫌いだと感じてはいない。でも、丸暗記とかいうのは面白くない。やる気が無い。興味が持てればそれなりにのめり込むこともあるので、それなりにその後もやってこれている。はずだ。たぶん。
そんな感じに緩くやってきた勉学だが、一度だけちょっとした危機があった。
それは小学校の低学年の頃。算数で「九九」が始まったあたりのことだ。風邪を引いて数日、下手すりゃ一週間ほど学校を休んでいる間に九九が始まっていて、授業に復帰したときに呪文のような文言がまったくわからなかったので呆然とした。現在の意識と知識で言えば、まさに「呆然と」した。ほんとうにわけがわからなかったのだから。
それでも必死に追いつこうとした(はずだ)。なんとしてでも呪文を覚えようとがんばった(はずだ)。あの「ににんがし、にさんがろく、にしがはち……」とひたすら覚えなくてはいけないあの呪文を。
ああ、そうか。もしかして丸暗記しなくてはいけない、というものがあまり好きになれないでいたのは、こんなところに原因があったのかもしれない。今にして思えば。
でも、だいじょうぶ。学校を卒業してからでも学ぶことはできるし、興味を持つ対象も見つかるし、勉強は一生もの。