2016年、劇場に足を運んだ映画まとめ

 2016年も残すところあと1日。大晦日はもう劇場には行かないだろうから、今年観た映画をまとめておこうかとおおもう。

 いや、まとめというか、羅列になるかと思う。今年はリソースの振り分けを映画よりも他のものに多くしたこともあって、去年よりも本数が確実に減った。そんなこともあって、ランキングなんてこともちょっと違うなという気もあるので、ここに本当に羅列するにとどめることにしておきたい。


  • オデッセイ
  • オデッセイ
  • マジカル・ガール
  • ヒーローマニア
  • X-MEN アポカリプス
  • Planetation 星の人
  • スーサイド・スクワット
  • ローグ・ワン


 これは以前からだが、洋画は基本的に2Dの字幕版を選択している。やはり役者の生の声を聴きたいから。




追伸

 あ、装神少女まといの1話・2話先行上映会も、スクリーンで観たという点ではリストに入れても良いのかな?

立ち向かう物語

 タイトルは書かないが、最近は喪失からの回復を描いている物語をコミックスでまとめ読みしていてけっこう心揺さぶられたりしているのだが、それとは別の物語を紹介したい。

 筒井旭「Jumping」は月刊「Cocohana」連載中。現時点では2巻までコミックスが発売されている。

 主人公は手書きの文字が汚いことでいじめられた経験を持つ大泉蘭。大学受験に失敗して引きこもりの生活を続けていたが、高校時代に唯一の親友だった越後屋小百合に誘われて訪れた青森の大学で、曰く付きの過去を持つ競走馬「津軽」と出会う。
 この津軽はある事件をきっかけに人を乗せることを拒否するようになってしまった、馬術部の問題児的な存在なのだが、蘭に対してだけは他の人とは違う態度を見せる。蘭も津軽に対しては気持ちが通じているような感覚を持ったりする。

 ともかくも、蘭と津軽の姿がとても印象的だ。ともに居場所がないもの同士だが、蘭たちの姿にはこの先になにかが変わりそうな予感がいつもあった。

 物語は進み、蘭は大学の馬術部の面々との交流が深まり、2度目の受験もなんやかんやの末に突破し、新入生との間でも新しい関係が築けそうな気配が見えてきている。

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 蘭はすでに変わってきているし、さらに変わる予感が物語には満ちている。
 最新話は明日28日発売の誌面に掲載されるだろうが、今、読める連載の最後の数ページには打ち震えるしかない。この先が楽しみな物語のひとつだ。

勉強で思い出したこと

 自分では自分のことをけっして「勉強ができない」とは思っていなかった。殊更に高校時代は「できない」のではなく「しなかった」。

 いや、勉強せずとも授業について行くことができた、などと主張したいわけでは無い。逆に受験テクニックを前面に出したり、丸暗記を前提にした授業には嫌気がさして、特に高校生の間は勉強をしなかった日々を過ごしていた。
 それでもすべての教科に対してそうだったわけではない。生物は興味を持って取り組むことができた。ATPあたりの構造は暗記していないけどね。選択科目の芸術はそれなりにやっていた。ただ、科目担任が個性が強すぎる教師だったので、それなりに覚めてみてはいた。

 繰り返すけども、勉強は嫌いだと感じてはいない。でも、丸暗記とかいうのは面白くない。やる気が無い。興味が持てればそれなりにのめり込むこともあるので、それなりにその後もやってこれている。はずだ。たぶん。

 そんな感じに緩くやってきた勉学だが、一度だけちょっとした危機があった。

 それは小学校の低学年の頃。算数で「九九」が始まったあたりのことだ。風邪を引いて数日、下手すりゃ一週間ほど学校を休んでいる間に九九が始まっていて、授業に復帰したときに呪文のような文言がまったくわからなかったので呆然とした。現在の意識と知識で言えば、まさに「呆然と」した。ほんとうにわけがわからなかったのだから。
 それでも必死に追いつこうとした(はずだ)。なんとしてでも呪文を覚えようとがんばった(はずだ)。あの「ににんがし、にさんがろく、にしがはち……」とひたすら覚えなくてはいけないあの呪文を。

 ああ、そうか。もしかして丸暗記しなくてはいけない、というものがあまり好きになれないでいたのは、こんなところに原因があったのかもしれない。今にして思えば。

 でも、だいじょうぶ。学校を卒業してからでも学ぶことはできるし、興味を持つ対象も見つかるし、勉強は一生もの。

最近アニメ系音楽の購入ペース上がってる?

 この1年くらいそんな感じがするので、ちょっとまとめて振り返ってみることにした。


 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズはシリーズ開始から数話遅れて追いかけ始めたのだけど、第1クールのED曲はガツンと攻めてきてるなという印象だった。ヘヴィな物語に呼応するような曲が紅白歌合戦で流れたのには震えるし、第2クールで1度だけまた使われるのにも納得するしかないというもの。


TVアニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」神化・傑作曲集

TVアニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」神化・傑作曲集

 曽我部恵一が「バンバンバン」とか、オンエア時には思わず声を上げそうになったのですよ。架空の昭和では40年代でもテクノな音楽が流れていてなかなか面白いところ。


SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

 第1クールのED曲は、おでん具材を使ったクレイ・アニメーションっぽい画面と合わせて、イヤミ役の鈴村健一の凄さにびっくり。さらに6つ子分別バージョンがそろってるとかクレイジーな作り込み。


「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック

「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック "むつらぼし"α

 ほんと、「放課後のプレアデス」はもっと評価されても良い作品なのだけど。 さりげに良い曲があるのと、なるべく制作陣に資金還元したいので、入手可能なうちに購入した1枚。



 作中では環境音程度だったデーモン閣下の「時の過ぎゆくままに」や高野寛の「さよならアメリカ さよならニッポン」は必聴!


 ハイクでも書いたけれども、こういう感じのキッチュなポップは実は好み。そしてTVサイズで切り取られた以外のパートがけっこう面白い。


Walkure Attack!(初回限定盤)(DVD付)

Walkure Attack!(初回限定盤)(DVD付)

 これはハマった。単なるBGMで終わっていないのがそれはそれは思いっきり刺さってる。
月刊 CUT 2016年8月号 (株式会社ロッキング・オン 刊行) 河森正... - 勝手に引用 - ごみ - はてなハイク
 だいたいのところはハイクで語ったから、くり返すのはやめておこう。
 そして、
絶対零度θノヴァティック

絶対零度θノヴァティック

 予約したので、来月には届くと思う。