最近アニメ系音楽の購入ペース上がってる?

 この1年くらいそんな感じがするので、ちょっとまとめて振り返ってみることにした。


 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズはシリーズ開始から数話遅れて追いかけ始めたのだけど、第1クールのED曲はガツンと攻めてきてるなという印象だった。ヘヴィな物語に呼応するような曲が紅白歌合戦で流れたのには震えるし、第2クールで1度だけまた使われるのにも納得するしかないというもの。


TVアニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」神化・傑作曲集

TVアニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」神化・傑作曲集

 曽我部恵一が「バンバンバン」とか、オンエア時には思わず声を上げそうになったのですよ。架空の昭和では40年代でもテクノな音楽が流れていてなかなか面白いところ。


SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

 第1クールのED曲は、おでん具材を使ったクレイ・アニメーションっぽい画面と合わせて、イヤミ役の鈴村健一の凄さにびっくり。さらに6つ子分別バージョンがそろってるとかクレイジーな作り込み。


「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック

「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック "むつらぼし"α

 ほんと、「放課後のプレアデス」はもっと評価されても良い作品なのだけど。 さりげに良い曲があるのと、なるべく制作陣に資金還元したいので、入手可能なうちに購入した1枚。



 作中では環境音程度だったデーモン閣下の「時の過ぎゆくままに」や高野寛の「さよならアメリカ さよならニッポン」は必聴!


 ハイクでも書いたけれども、こういう感じのキッチュなポップは実は好み。そしてTVサイズで切り取られた以外のパートがけっこう面白い。


Walkure Attack!(初回限定盤)(DVD付)

Walkure Attack!(初回限定盤)(DVD付)

 これはハマった。単なるBGMで終わっていないのがそれはそれは思いっきり刺さってる。
月刊 CUT 2016年8月号 (株式会社ロッキング・オン 刊行) 河森正... - 勝手に引用 - ごみ - はてなハイク
 だいたいのところはハイクで語ったから、くり返すのはやめておこう。
 そして、
絶対零度θノヴァティック

絶対零度θノヴァティック

 予約したので、来月には届くと思う。

最近の注目作家

 週刊少年サンデーは少年誌としては3位の位置を維持しているというか、そこに落ちついているというか、そんなイメージがあるが、雑誌戦犯の販売数が減り続けている中で、最近の数字はいろいろと言われるレベルになってきている、らしい。そんな週刊少年サンデーは昨年あたりから新人の登用を増やしてきていた。

togetter.com

 そんな流れの中で登場してきた数ある作品のうちの一つが目をひいた。峰浪りょう初恋ゾンビだ。

websunday.net

 目をひいたのは誌面や線が手慣れているように感じたところだ。主人公は額に受けた怪我がきっかけで、男子限定で初恋相手の理想の姿が見えるようになってしまう――というファンタシーな設定で始まる物語だが、それを違和感なく紡ぎはじめ、読み手を自然と引き込ませる画面が出来ている、という点で同時期に前後して始まった連載の中では常に気にしていた作品だ。

初恋ゾンビ 2 (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ 2 (少年サンデーコミックス)

 高校生活をベースにしたラブコメ展開はテンポも良く、今月にはコミックスも2巻目が出る。そんな作者の、以前の作品があるのを知ったのは最近のことで(調べればすぐにわかることではあったが、そこまではしていなかった)、それを読むことが出来た。
 「ヒメゴト 十九歳の制服」は先日まで期間限定で、1巻~3巻が無料で読むことが出来るキャンペーンが行われていて、その後に残る4巻から8巻までもコミックスで読み通すことが出来た。読み終えて感じたのは、すごい作品だというものだった。

csbs.shogakukan.co.jp

 作品を他の人に勧めるからには、その魅力を伝えなければならないのだが、一方でネタバレ部分には踏み込むのを躊躇しており(できれば読み進めながら色々と素直に感じてほしいという欲求がある)、上の小学館のページで一部試し読みも可能だし、wikipediaにも的確にまとまっているので、細かいところまで気になったならそちらも参考になるかもしれない。

 ただし性描写などを含むのでその手のものを受け付けない方にはおすすめはしない。

ヒメゴト〜十九歳の制服〜 - Wikipedia

 ものすごく端的にまとめれば、3人の大学生、19歳の自我と性と自由の物語だ。3人はそれぞれに秘め事を抱えている。タイトルのヒメゴトはそこに絡めているのだろう。それぞれが過去に体験した出来事により、それぞれの自我と性の意識には歪んだものがあり、その象徴としてあるのが制服だ。
 はじめはライト・コメディとして進むのかと勝手に思いこんでいた物語は、3人の心の深いところに触れるにつれてどんどんと流転する。ディープだ。

 うん、やはり語ろうとするとネタバレ部分に触れざるを得なくなる。しかしそれはやはり避けたい。とにかく、最終話での3人が行き着く先は思いもよらないところかもしれない。でもそれはちゃんと物語として完結し、そしてその後の出来事も予測できる。実に見事に着地して完結している。連載2作目でよくぞここまで描ききったと思う。1巻から8巻までを通して見ると、画面の変わり方にも気づかされる。確実に手慣れて行っている。
 だから少年誌での週刊連載でも、スタート時から手慣れた感じが滲み出ているのがわかる。掘り下げたキャラクターを作り、濃密な物語を組み上げた、それがちゃんと功を奏しているのがわかる。
 そしてふと気づくのだ。性と欲望の展開バリエーションとしての初恋ゾンビの設定にはニヤリとするしかない。そう、だから、毎週物語がどうなっているのか楽しみでしかたがない。最近注目している作家、峰浪りょう




 ところで余談ながら、「ヒメゴト 十九歳の制服」の最終巻、カバーイラストの由樹に指宿くんの面影があるように思えてしかたがないのだけども……。指宿くん、そのポジション的にも前作「ヒメゴト」にも通じるところがあるようだし、ひょっとしたら意識している部分があるのだろうか。

0 SIM が届いた

 30日に申し込んだので、連休中ということもあるし1週間以上かかっても仕方ないかななんて思っていた。そうしたら今朝メールが届いた。「発送したよ」と。
 荷物の追跡してみると、昨日中には発送処理されていたようだ。まさかこのGWの休日、申し込んでから4日後に届くことになるとは思っていなかった。

 そして届いた内容はとてもシンプル。

f:id:gomi53:20160504134110j:plain

 送付案内と、ペラ1枚裏表の利用マニュアル、それとSIM。基本的にウェブで情報のやり取りはするつもりなのだろうと、ある程度わかっているところをユーザーに想定しているからではないかと勝手に想像してみる。

 さっそくドコモ契約していたスマートフォンのSIMを外して差し替える。物理的にはこれで終了。おもむろに電源を入れて、APNの設定をすればデータ通信は可能になる。設定の内容はマニュアルに書いてあるので無問題。
 続いてGoogleの設定を変更して、ドコモのキャリアメールにしていたメールアドレスを変更して、さらにドコモのdアカウントの利用継続を設定(ただし内容は大きく限定される)すれば端末での変更も終了だ。音声通話着信も、SMSの着信も確認したので問題はない。これでスマートフォンとして再び利用できる。




 さて前回にはこんなことを書いた。

 まずは0 SIMを使う際の最大の注意点。3ヶ月間データ通信を利用しないと解約される。これはほんとうに要注意。といって、使いすぎると追加の料金請求が発生するからそれもまた注意。

novels.hatenablog.com

 しかし送付状にはこのように記載されている。

f:id:gomi53:20160504131128j:plain

 「音声通話対応プランは除きます。」

 月々700円は固定で払うだけあって、データ通信をまったくしなくても問題なく利用し続けられるようだ。
 これで安心。設定のデータ通信はオフのままで運用できる。

 そしてもし検索してこの記事などに来た人が勘違いしないように念のためにここに書き記しておくが、0 SIMのSIMは貸与品だ。解約する場合には返却する必要がある。これは絶対に忘れてはいけない。要注意だ。

So-net 0 SIM 追補

 こんな記事を書いた。

novels.hatenablog.com

 実は2週間ほど前から書き始めてしばし放置していた文章だったが、昨日最終決断をしてささっとMNP手続きを済ませたので急ぎまとめてアップした次第。

 で、書き忘れていた注意点があるのでこうして(いちおう)まとめておく。

 まずは0 SIMを使う際の最大の注意点。3ヶ月間データ通信を利用しないと解約される。これはほんとうに要注意。といって、使いすぎると追加の料金請求が発生するからそれもまた注意。

 それから音声通話のプランでは、最低利用期間が設定されている。これは12ヶ月間。この間に解約した場合には違約金5200円(税抜)が発生する。


 これはMNP手続きの際に生じるドコモとSo-netの手数料の合計、5400円を考えれば、差額が月々800円ほどあるとして7ヶ月は使わなくては手数料分をペイしないのだから、そう考えて納得できる状況ではある。

 またMNP転出の際には手数料7000円(税抜)が必要になる。


 これはものすごく注意すべきところだ。もし他のところに移ろうとするなら、MNPしたければそれなりの出費が、MNP以外の術を使いたければ番号は放棄しろということだから。


 まあつまり、0 SIMはある意味で安く提供しているのだから、サービスと心中しろ、という覚悟を決めるくらいのつもりで選択しなければならない存在だ。お手軽に選択すべき対象では無い。安いけど。
 自分の場合、番号キープのための手段なので、かなり割り切った上での選択である。けっして万人にすすめられるものではない。